Google
WWW を検索 残日録内 を検索
←Back  BackNumber  Home  Next→

09/08/07 広島忌、その後

 麻生首相の広島で の挨拶(麻生首相の平和記念式典あいさつ 朝日新聞 09/08/06) を読みましたが、誰が書いたのか紋切り型の心打つことのない文章です。
 「非核三原則の堅持」などと、どの口で言えるのでしょう。「
原子爆弾の犠牲となられた方々の御霊」の 前で嘘をついてはいけません。

 さて、昨日の被爆体験を聞く機会は大変よかった。いい経験でした。
 上品に静かに語られる内容が、おぞましい地獄であるだけに一層心に訴えかけます。
 私の子や孫の世代の若い人が熱心に聴いていて、私は未来を信じることができました。

 広島の原爆では多くの子どもたちが犠牲になったそうです。
◇アメリカは原爆の威力を正しく測るため広島に空襲をしなかった。そのため他県から疎開してくる子どもたちが大勢いました。
◇学童疎開で山間部に疎開していた子どもの親は死に、帰ってきた広島の町で多くの子どもたちが浮浪児となりました。
◇残された防空壕で暮らしていた浮浪児の多くが、1945(昭和20)年9月の枕崎台風の水害で亡くなっています。
◇今の平和公園辺り
(爆心地の近く)で、防火帯を作るために建物を取り壊す建物疎開の作業 に借り出されていた子どもたちの多くがなくなっています。(昨日書いた従兄の方も そうです)
◇焼かれた子どもたちは川に飛び込んだそうです。被爆時には満潮だった川もすぐに潮が引き子どもたちは海に流されていきました。アメリカは潮の満干も計算 の上での原爆投下だったそうです。

 非戦闘員を皆殺しにしようとする許せない犯罪です。
 話を話してくださった方は元教員でしょうか?しっかりとした口調で話してくださいました。その方の名前が藤本さんだったか思い出せずに平和資料館に問い 合
わせました。
 ※平和資料館より回答をいただきました。証言をしていただいたのは梶本淑子さんです。
  梶本さんを紹介した記事がありました。「子らに証言 6万人/梶本淑子さん」(朝日新聞 08/11/19)

◆人との関わり
 病後、私の人相が変わったのでしょうか?今まで人から話しかけられることがなかったのに昨日は何人かに声をかけていただきました。

◇コーラス
 平和公園でコーラスをしているグループがおられます。(多分去年も同じ場 所で)
 遠巻きに見ていると、歌の合間に懐かしい謄写印刷の匂いのする手作りの歌集を手渡され一緒に歌えとのこと。歌集の字面を追うだけの音痴ではなすすべもあ りません。
 2曲を歌った風を装って退散しました。
生協ひろしま碑めぐり会と虹のコーラス折鶴の会のみなさんでした。

◇平和記念資料館の職員の方
 資料館に入ると「資料館の職員ですが・・」と声をかけられ
被爆者証言講和会のチラシを渡 されました。
 彼が声をかけてくれなかったら、催しが行われていることも知らずにいたでしょう。

◇NHK
 被爆体験を聞いて外に出ると、突然インタビューを受けました。「話を聞いてどうだったですか?」「どんな言葉が印象に残りましたか?」と、どぎまぎしな がら隔絶わるく「エーと、あのー、体験者の話は・・・」。とっさの出来事に対する反応はゼロに近い私の実像がカメラに写ったことでしょう。

◇広電
 路面電車(広島電鉄)の車両は右の写真のようにきれいな車両も導入されて いて快適な乗り物です。市内均一料金150円也。
 帰りに乗った車内で同年代と思われる女性から話しかけられました。
 「どこからおいでんさった?」
 「大阪から」
 「シュッケイエン
にはいきんさった?」
  :
 縮景園という有名な大名の庭園だそうです。一度いった方が良いとバスの乗り方、乗り継ぎの方法まで教えていただきました。他にも市内の美術館も。
 小いわしが美味しいとの情報も、昔風の居酒屋で刺身かてんぷらで食べるのが最高とのこと。未だ3時過ぎ居酒屋は開いてないでしょうというと「○△だった ら開いてるかもしれん」と教えていただきました。
 車内で話しかけられる経験は初めてでした。今度は一泊で、名園、美術館、居酒屋巡りを計画しましょう。

◇鉄チャン
 駅ビル2階の「麗ちゃん」で広島焼きとビールを1本いただいて、帰りの電車は西条、三原、岡山、姫路と乗り換えて帰りました。
 三原−岡山間で隣の席の男性が「電車の便が悪いですね」と話しかけてきます。見知らぬ人とのコミニュケーション能力が殆どない、見知らぬ人とは関わりた くない私は曖昧に「そうですね」と答えるだけ。
 ところがこの人(51歳と言っていました)、鉄道、軍事、スキーなどの博学で、大阪で別れるまでずっとしゃべっていました。
 それも、私が「それで」「そうですか」と合いの手を入れるからでしょうが。退屈せずに帰りました。

◆ハンストイン
 ガンジーの会が 呼びかけている「9の日・9条・ハンストイン」に2日前倒しで参加しています。
 9日は実家の墓参り、年に一度の親兄弟との会食のため、8日は仕事が入り、肉体労働で病気のトラウマから抜け出せていず、結局2日も前倒しとなってしま いました。

 親戚の会食であろうと「今日は9条を守る意思表示のため絶食している」と表明できるほど硬派ではありません。
 俳句ブログで知り合いのKさんから「無理をしないで」と気遣っていただくのですが、軟弱に生きていますので憲法9条を守らねば、平和を守らなければとい う自身の意思を確認するために参加しています。
 声高にアジ演説もできませんし、歌や芝居で訴えかけることもできませんから、こんなWebサイトでお茶を濁しています。