
|
大雑把な計画は、福井駅まで輪行し九頭竜川を下り三国町にでる。三国からはR305をほぼ海岸線に沿って敦賀で1泊。 翌日は、敦賀からはR27を海岸線に沿って舞鶴、或いは綾部までという、越前・若狭の海岸線を走る旅です。 ◆8月27日◆ ◆福井駅 7時前の普通電車に乗車し、京都、近江今津で乗り継いで福井駅には10時前に到着しました。 福井駅は改築工事がほぼ終わっていて、きれいになっていましたが、なんとも味気のないことです。地方のどの駅に行っても同じ風景しか見えてきません。 味気のない駅前で自転車を組み立てて10時20分出発します。 ◆田原町(たわらまち) 福井駅前からr30を暫く北に走るとえちぜん鉄道の踏み切りがあります。 踏み切り左手に田原町(たわらまち)の駅があります。 大阪生まれで福井育ちの歌人・俵万智さんのペンネームのゆかりの駅かと思っておりましたが、ご本人の自筆年譜に は「高校の最寄り駅が「田原町(たわらまち)」だったので、誰からも名前を覚えられた」と書かれていました。 r30からR416に入るのを間違ってしまい、田んぼ道を少しウロウロとしました。畑で働いておられる方に道を聞いて何とかR416に出て高屋橋を渡り 九頭竜川右岸にでました。 ◆越前そば・新保屋 九頭竜川右岸を河口に向かって走り、前に金沢から敦賀に向けて走った時に途中リタイヤした三国町の新保橋まで来ました。 前回はいけなかった蕎麦屋・新保屋でお昼ご飯を食べることにします。 R305を三国町市街方面からきたトンネル(山王トンネル?)を出てすぐの郵便局の裏あたりにお店はありました。 ざる蕎麦(700円)と、おろし蕎麦(550円)を注文します。 少し固めの茹で加減、粉っぽさが口に残ります。どちらも量は少なめで2食で調度良い量です。 ざるの上の刻み海苔はない方が私は好き、大根おろしは美味しい辛さがありました。 ここからは、今日の目的地・敦賀までほぼR305を走ることになります。 ◆砂丘 R305は右手(海側)の防風林に囲まれ、陸側はラッキョウや山芋が植えられて砂丘地帯を走っていて景色は全くよくありません。防風林の海側は「テクノ ポート福井」という工業団地です。 ◆つらい道 10m〜15mのアップダウンを繰り返し、風もなく、真上からの日差しがつらい道です。 松並木、山陰などの日差しをさえぎるものがありません。 信号がありません。信号での停止はリズムを壊されて嫌なものですが、全くないと小休止のポイントがありません。ずっと走るしかないのです。 コンビニがありません。越廼村に1軒だけありました。 自動販売機はありますが、コンビニの冷房も身体の疲れを少し取ってくれます。 ◆越前岬 越前海岸は、海岸線が入り組んでいて海には奇岩が多くあります。夫々に亀岩とか烏帽子岩とか名前がついているようです。 山側は、早春に水仙の花が見られるそうです。今はただの草の崖としか見えません。 越前岬付近は、越後の親知らずと同様に道路のアップダウンとロックシールド(洞門)が連続し、路側に余地がなくトラックに追い越しを掛けれらるとヒヤヒ ヤしながらの通行です。 海岸線は変化に富んでいるのですが、道路は漁村と漁村を結ぶ岬を高巻きにした起伏ばかりが気になる道路です。 ◆河野しおかぜライン R305は旧河野村河野付近から海岸から離れてR8と合流するのですが、海岸線をそのまま走る有料道路(河野しおかぜライン)があります。 自転車が通行可能かどうか、事前にホームページで調べてみました。 料金表に
自転車は通れないのかと、意味が分からずに問い合わせてみましたら90円で問題なく通れるとのこと。
路面は少し荒れていましたが、ほぼフラットでガンガン走れました。 緩やかな下りではツールドフランスの選手のようにシャカシャカシャカと、上りではポンコツ自動車のように喘ぎながら走ります。 この道路は夕焼けがきれいだそうです。 私の通過は15時30分、未だ日は高く夕陽は見られず。 ◆敦賀 有料道路を出るとR8に合流します。 今日は一日、交通量の少ない道を走ってきましたのでR8の交通量にはビビリます。 敦賀バイパスとの分岐を旧道にとって走ると突然広い道路が現れます。4車線の道路の両脇に、車が並列に駐車できる駐車帯があります。その内側にアーケー ドがあって商店があるのです。 16時30分、予約してあったビジネスホテルにチェックインする。 随分早い時刻の切り上げですが、宿を取っていると仕方がありません。 風呂に入り、缶ビール2本で一眠り。 ◆居酒屋・五縁 前にこのコースを走った知り合いのサイクリストに教えてもらった、美人姉妹がいる敦賀の美味しい店・五縁にいってみました。 繁華街の少し暗めのおじさん好みの居酒屋かと思っておりましたら、住宅街の中にある新しくて大きなお店です。 店構えは、料理屋かと思わせます。 10人ほどが座れるカウンターで、まずは地酒「一本義」の常温をグラスでもらいますが、今ひとつの味でした。 表の店構えよりは安価なお店のようで、てんやわんやの賑わいです。 一人酒には似合わず早々に退散する。 ◆8月28日◆ ◆気比の松原 ホテルでバイキングの朝食をとる。 パンは食パンのみ、料理も少なく830円では少々高い朝食となりました。 7時30分出発。 気比の松原はどんなところだろうと行ってみると、早朝だというのに駐車場には車が一杯、ごみも散らかり放題で良いところなし。 ◆敦賀半島 気比の松原からr33を道なりに走ると敦賀半島に向かいます。敦賀半島を一周する道路はなく、途中の馬背(ましょう)峠を越えてショートカットすること になります。 敦賀原発と馬背峠の分岐近くの縄間(のうま)地区に、ペンキは剥げていますが木造の綺麗な建物がありました。周囲は金網で囲われていました。 元は学校でしょうか?役場でしょうか?何に使われていたのでしょうか?保存するでもなく壊すでもなく建っておりました。 馬背峠への道は結構険しく、あえぎあえぎ上ります。 峠を越すと美浜町です。 一気に海岸に出て、海沿いの道を走ります。 R27・美浜駅前のコンビニで、アイスキャンディーを食べて身体を冷します。 ◆夏の思い出 三方から海沿いのR162を三方五湖方面に向かいます。 海水浴場は8月最後の週末で、家族連れなどが遊んでいます。その側では海の家の解体がされていたりと夏の終わりです。 公営の駐車場や、海岸はゴミだらけです。みんなの夏の思い出でしょうか? R162は、アップダウンも未だ未だありますが、整備が進んでいて綺麗なトンネルがたくさんあります。 ◆恵みの雨? 昨日(27日)は一日ピーカンでしたが、今日(28日)は曇りがちです。 小浜市街に近づく頃から雨が降り出しました。 疲れもたまっていてエスケープしたい心は、もっと本格的に降ればと思いますが、通り雨で済んでしまいました。 ◆トンネル ![]() 小浜駅前からR27にでるとすぐにトンネルが連続します。 このトンネルが古くて、歩道がありません。大型車の交通量も多く怖い思いをさせられました。 トンネル内には立派な段差をつけた歩道は要りません。ポールを立てた程度の歩行者・自転車用の通路を作って欲しいです。 歩道は、両側にあればよいのですが片方の場合は、トンネル手前の信号または横断歩道に[トンネル内には左(右)側しか歩道がないので、ここを渡れ]と表 示して欲しいです。 ◆粗末なお昼 勢浜駅近くの昔風の食堂できつねうどんで昼食です。 お昼から、ビールをガンガンの客が数組、どんな仕事の人だろう。 大飯原発への橋(青戸の大橋)の向こうに綺麗な三角形の山が見えます。 ○○富士といわれるような山です。(後で調べましたら青葉山でした) ◆松尾寺 府県境のトンネルを越えて舞鶴市に入ると右に[松尾寺]の看板があります。 松尾寺は西国29番札所だそうで、山登りをすることにしました。 端からきついのぼりで、途中からは自転車を押して上ります。 マイクロバスやマイカーでのお参りの人も多いお寺です。簡単にお参りを済ませて舞鶴市街にに向かいます。 ◆舞鶴 東舞鶴駅には15時30分着。少し早いが今回はここまでとします。 昔は海軍の街、今は海上自衛隊の隊員でしょうか白い制服の青年が目に付きます。 早々にパッキングをして、15時47分発に乗車します。 綾部、京都と乗り継いで19時前に帰宅しました。慌てて乗車したためにビールを飲めずに自宅まで我慢でした。 ◆今回の走行距離 ◇27日:108Km ◇28日:106Km ◆最高標高 ◇240m(松尾寺) ◇183m(馬背峠) (05/08/29記)
◆不思議な
建物の正体
右の写真の6段目の「敦賀市縄間で」という木造の古い建物の写真がありますが、元は何に使っていた建物だろうと不思議に思い敦賀市役所にメールで尋ねて みました。 -----<私からのメール>--------------- 敦賀市役所 様 問合せ先が分かりませんので、こちらにメールさせていただきます。 大阪府在住のサイクリング愛好者ですが、気比の松原から県道33号を北上中に敦賀市縄間の交差点(駐在所もありました)の手前で添付の写真のような建物 を見ました。 ペンキははげていましたが、中々風情のある建物でした。 昔は、学校?役場?などに使われていたものでしょうか? また、今後の保存の有り無しなども。 ご存知であればお教えいただければ幸いです。 ○○○○ -----<敦賀市役所からのメール>--------------- ○○○○様 こんにちは。敦賀市企画部広報広聴課です。 メールありがとうございます。 添付されていました写真ですが、「旧獣類検疫所神戸支所敦賀出張所」です。 大正時代、朝鮮牛の輸入のために建てられました。 戦後、牛も入らなくなったため検疫所は廃止され、現在は港湾関係会社が管理をしています。 この建物は、敦賀港が外国との貿易が盛んであったことを示す一つであると考えています。 しかし、老朽化も激しく、取り壊しの話し合いもなされていることもあり、今後については、まだ検討中であると聞いています。 ○○様には、この古い建物に対して気に留めていただき、ありがとうございます。 敦賀市には、まだまだ歴史的建物がありますので、一つ一つを大切に後世へ伝えていきたいと思います。 (出典先 つるがレトロ建築見て歩き/敦賀まちづくりネットワーク発行) 敦賀市企画部広報広聴課 ○○○○ 電話 0770-22-8172 FAX 0770-22-8174 e-mail kouhou@ton21.ne.jp -----<ほっ>--------------- 建物の正体が分かり、ホッとしました。 昔は日本海側の貿易が盛んだったのですね。日本に一番近い人たちと仲良くできれば良いですね。 保存されるのも良し、壊されるも良し。 外野席からとやかく言うべきものではないと思っています。 ただ、朝鮮半島から牛を輸入して敦賀の港に陸揚げし、あの土地で検疫をしていたこと、そんな時代があったことは忘れたくありませんね。 (05/09/01追記)
|
|